私たち人間を含め、動物たちは、どこまで見えていて、どこまで聴こえているのか?
気になりませんか?
人間が見えている光の範囲など実はたかだかしれています。
聴こえている範囲も然り。
この物質世界の音はほとんど何も聴こえていないといっても決していいすぎではないほど、こちらの図を見ればわかりますね。
こちらはPythonのmatplotlibで出しています。
これだと少しみにくいのでオーディオの部分をピックアップしてみましょう。
イルカの対応範囲が非常に高周波まで聞こえていることがわかります。
人間に近いのが象でしょうか?
20000hzを超えると聞こえません。
それは医学的かつ物理的な性質上事実。
ただ、感じるか、感じないかは別問題です。
20000hzを超えるものをハイパーソニックといわれており、つまり超音波ですが、人間はこれを肌を通して感じている、聴いているというわけです。
人間の耳には聴こえていないけど、音、周波数は確かにそこにあるということ。
これは色も同じなんです。
ないはずのものでも、実はある、あるはずのものでも実はない。
これはどの範囲の光を見ているか?によって、変わってくるわけです。
人間が物をみるときというのは、基本的にすべて反射光で見ていますよね。
光源そのもので物質を判別することはありません。
個体に当たってその反射する角度によってプリズムが発生し、それが眼球から侵入し脳の領域にプリズムが再構成されている状態、つまり投影されているような形になっています。
まるでプラトンのイデア説ですが、つまり物は本当にそこにあるのかどうかわからないし、あってないようなものであるというわけなんですね。
物質の定義というものが必要になってきますが、個体もすべて最小単位は素粒子であり、さらに分解すると最後に残るのは振動です。
このバイブレーションの共鳴と結合で個体が発生し、この振動数の反射で物を物であると識別することができるというわけです。
じゃあ例えば、人間の可視範囲を超える動物は以下の図になるわけですが、これら人間よりも範囲が広い動物が見えている物というのは、確かに存在するといえるわけです。
可視範囲の単位
- 単位: ナノメートル(nm)
- **nm(ナノメートル)**は、1メートルの10億分の1(1 nm = 1×10⁻⁹メートル)を表す長さの単位です。
- 光の波長を測定する際に使用されます。
- 波長が短いほどエネルギーが高く(紫外線に近づく)、波長が長いほどエネルギーが低くなります(赤外線に近づく)。
各動物の可視範囲と解説
以下に、人間および人間の可視範囲を超える視覚能力を持つ動物の可視範囲とその特徴をまとめます。
1. Human(人間)
- 可視範囲: 380 nm ~ 750 nm
- 説明: 人間の目が感知できる電磁波の波長範囲です。この範囲内の光を色として認識します。
- 色のスペクトル: 紫(380 nm)→ 青 → 緑 → 黄 → 橙 → 赤(750 nm)
光の波長
- 光は電磁波の一種であり、波長によってその性質が決まります。
- 波長が短いほど高いエネルギーを持ち、波長が長いほど低いエネルギーを持ちます。
可視光線
- 人間の目が感知できる電磁波の範囲を可視光線と呼び、約380 nmから750 nmの範囲です。
- この範囲内の波長に対して、人間は特定の色を感じます。
色と波長の対応
波長(nm) | 色 |
---|---|
380 ~ 450 | 紫 |
450 ~ 485 | 藍(青紫) |
485 ~ 500 | 青 |
500 ~ 520 | 青緑(シアン) |
520 ~ 565 | 緑 |
565 ~ 590 | 黄 |
590 ~ 625 | 橙 |
625 ~ 700 | 赤 |
700 ~ 750 | 深赤(近赤外線) |